中山寺

中山寺大門(県指定文化財) 中山寺梅林
  真言宗中山寺派の総本山。十一面観音菩薩像(国重要文化財)を奉安する我が国最初の観音霊場。聖徳太子が16歳の時創建。戦国時代、織田信長に対抗した荒木村重の乱に巻き込まれ、その大半を焼失。その後、豊臣秀頼が11歳の時、復興再建される。現在、西国観音霊場の二十四番目の札所となっている。
 幕末には、中山一位局が「鐘の緒」受けて明治天皇を御平産されたこともあって、安産の寺として全国的に有名であり、安産を緒乗る人々が全国から腹帯を授かりに訪れている。
 春先には名所として名高い梅林、8月には「星下り」とよばれる祭りの他、境内には数多くの文化財があり、国指定重要文化財となっているものも多い。(宝塚大辞典による)