清荒神清澄寺

  清荒神清澄寺は平安時代の初め寛平8(896)年、宇多天皇の創意による勅願寺として創建された。寿永2(1183)年、源平の兵火により諸堂は焼失したが、建久4(1193.)年。源頼朝の手によって再興、さらに400年後の戦国の兵火でも再び炎上したが、三宝荒神社のみは再度の兵火にも災いを免れた。このことから「火の神様」「台所の神様」として広く信仰されている。
 参道の距離は1.2kmで、歩いて30分ぐらいのゆるやかな坂道になっており、その形は竜が天に昇る様を表している。参道の道沿いには100店舗以上の店が建ち並んでおり、ゆったりと見て回る散歩道としても最適である。 (宝塚大辞典による)